私達人間は日中の三割は物思いにふけっているといわれています。
心の内をよく観察してみると不愉快なことや悪いことを考えているときのほうが多い人もいます。
「これだけ頑張っているのに上司は私のことを少しも認めようとしない」。
「安い給料だから、友達と違って休みにどこにも旅行に行けない」。
「玉の輿に乗った同僚がうらやましい」。
不平不満が多すぎて、おいしい料理を食べても、美味しいとは感じなくなるでしょう。
面白いテレビ番組を観ても面白いと感じなくなるでしょう。
美味しくない、面白くない、という状態が連日続いたらポジティブな感情はどんどん減ってしまいます。
しかし、夢や願望を思う時間を増やしたらどうなるでしょう。
例えばコップに3センチほどの好きなお酒があったとします。
この状態を①「もうこれだけしかないのか」と思うのと② 「まだこれだけあったか」と思って飲むのとではどうでしょうか。
② 「まだこれだけあったか」と思って飲むほうが遥かに美味しいはずです。
同じ事実でもものの見方、考え方によってずいぶん違うものです。
プラスのイメージが膨らんでいくため、物思いにふける時間は「ゴールデン・タイム」になります。
「ゴールデン・タイム」の時間が増えれば増えるほどポジティブな感情もどんどん増えるようになります。
そしてそのパーセンテージが50%を超えたとき、マイナス感情が多い人はネガティブ人間からポジティブ人間へと変身を遂げ、幸福感を得ることが可能になるのです。
同じ人生ならば楽しいほうがいいですよね。
ならば自分の利益になるようにものの見方考え方を変えてみようではありませんか。
夢は毎日の生活を楽しくしてくれます。
夢や願望を思う時間帯は「ゴールデン・タイム」なのです。
この「ゴールデン・タイム」を増やしてポジティブ・ライフにしよう。
人生一度っ切りなのです。楽しんだ者がちです。同じ人生、楽しまなくっちゃ~。
遠く離れた恋人に会いたくなったら夢を見て会ってみましょう。
夢でもし逢えたら♪~ 薬師丸ひろ子
夢でもし逢えたら素敵なことですね。